「三日月形の金星」を、見ました。

薹立ちが始まった「ハボタン(葉牡丹)

冬型の季節風が一晩中、朝になっても吹き荒れています。
旧暦「正月二十七日」。朝の細く白いお月さまが見えるはずなのに、青空に日の光がまぶしくてだめ、何度も目を凝らしても見えません。空に溶け込んでしまいました。あきらめました。
画像、お正月に飾った「ハボタン(葉牡丹)」の寄せ植えです。
よく見ると、中央の芯が盛り上がっています。春の光を感じて、早くも薹立ちが始まったのです。

融け残ったザラメ雪、その花壇に1本の「スノードロップ」の花芽が見えます。

ヒガンバナ科の球根植物、属名はGalanthus ガランサ(ツ)ス
ギリシャ語で、意味は「乳のように白い花」とか…。
別名が、「マツユキソウ(待雪草)」。春を告げる早春の花、雪とも相性がいい花です。
もうすぐ咲く可愛らしい花が、楽しみです。

日中は快晴でしたが北西の風が冷たく、気温が上がりません。午後2時にやっと2.9度でした。

『星空ガイド』によると、「20日(金)金星最大光度」(マイナス4.6等)と、あります。
昨日は曇り空で、「金星」は見えませんでした。
今日の夕方は、雲ひとつなく晴れていたので、明るい「金星」に注目しました。

まず、双眼鏡(8倍)で観ました。
視野の金星の形が、円形でなく太陽側だけが輝いている…、なんとかそのように、見えました。


次は、写真撮りに挑戦です。
望遠レンズ(300ミリ)を三脚に据えて、何枚か撮りました。

これが、「三日月形の金星」です。(17:43)三日月のように見えますが、「月」ではありません。
カメラと腕の限界…、まあまあ及第点です。
「〜これ以後はますます細く欠け、みかけの大きさも増し、双眼鏡でさえその欠けた姿がわかるようになってきます。最大光度の金星は、肉眼でも昼間の青空の中で見えています。」
「明るい金星」を、しばらく観察してみます。