雨上がり、冷んやりした空気の一日でした。

雨に濡れた「ツクシシャクナゲ(筑紫石

雨が上がり澄み切った空気…、朝日が輝いています。
霜注意報が出たほどには、寒さは感じません。
雨粒に濡れた花々が、一層、美しさを際立たせています。
「ツクシシャクナゲ」の蕾が、毎朝、一つずつ開いてきます。
花茎を伸ばしたばかりの「シラーカンパニュラータ」が、今朝は、早くも花を開きました。カンパニュラの名前のとおり、可愛い釣鐘の花が雨粒をしっかりと受け止めています。

「ブルーベリー」の花も、可愛い壺形…。花の内部を、しっかり雨から守っています。

「賢治を読む会」、5月例会で、佐久市立中央図書館に出かけました。
周囲の木々は、すっかり新緑・若葉の候…。まさに「風薫る5月」です。

テキストで、「初期短篇綴等」から、「猫」「ラジュウムの雁」「女」「うろこ雲」「花椰菜」を読みました。
花巻農学校に勤めた頃の、初期の作品で、少々、読みにくい感じがしました。



アンデルゼンの猫」が「みにくいアヒルの子」の猫に由来していること。「ラジュウムの雁」が、燐光を発する…、「すばる(昴)」のことなど。
画像は「弥生四日の月」と「プレアーデス星団=すばる(昴)」で、4月17日の撮影です。
宮沢賢治が、子どもの頃にアンデルセン童話に親しんでいたこと、星や月などの天体に詳しいことなどとの関わりで、興味深く読むことが出来ました。

夕方になると予報どおり、寒くなってきました。市役所の広報車が、「霜注意法・遅霜対策」を呼びかけて、注意を促しています。
ムシロや寒冷紗を軽トラに積んで出かけ、ジャガイモの芽を覆い、霜避け対策をしました。ついでに、頭を出したアスパラ、ウドを採り、大土手下の用水からセリを摘んで帰りました。