空は曇って、涼しいを通り越して寒い朝…、9月も残り1周間…。
アメダス、最低気温は14.6度(6:27)、台風12号は東にそれて、その影響はなくなりました。
今日付読売新聞のコラム・編集手帳に、「リンドウ(竜胆0」についての興味深い記事が載りました。(一部引用)
〜初夏から晩秋にかけて深い青色の花を咲かせるリンドウの写真を、きのう夕刊(東京版)に見た。ふしぎなニュースである、植物一般が緑の葉っぱで行う光合成を、リンドウは花びらでも行うことがわかったという◆生産1位の岩手県の研究所が、花びらにぽつぽつと現れる緑色の斑点を調べたところ、葉緑体をふくむことを発見した。◆「花びら自体が光合成でエネルギーを得ることで、自身を長持ちさせているのでは」(研究員)。そんな話を聞かされると、切り花のリンドウをながめる楽しみが変わってきそうである。清楚なうつくしさのうえに、たくましい。神秘的でもある。<日あたればほろほろと霜のこぼれ落つ岩面に寒し竜胆の花>(土田耕平)。リンドウは枕草子や源氏物語でも霜枯れの野に色鮮やかに咲くとたたえられている。稲の黄金や紅葉ばかりではない。日本の秋には深まる青もある。
「ひろば・賢治ガーデン」には、貴重な「リンドウ(竜胆)」の花が観られます。
花に近づいて、撮りました。
残念ながら、「緑色の斑点」は確認できませんが…。
賢治さんが知ったら、きっと驚いたことでしょうね…。
ところで、「リンドウ」は「長野県の花」…。
長野県人に、もうちょっと関心をもってほしいな…。
せっかく、指定されているんだから…。
午後は、9月のFm放送日…、今、咲いている「ノハラアザミ(野原薊)」、夏に咲く「ノアザミ(野薊)」について話しました。
花の開花時期とともに、花首をつまんで粘るか粘らないかによっても、区別ができます。
ちょっぴりマニアックですが、観察の楽しみもあります。
放送の資料集めや準備などについて、9.10 9.14の両日のブログに投稿しました。
種はいずれも、秋咲きの「ノハラアザミ(野原薊)」です。
我が家の土手の「野原薊」ですが、刈払いせずに残したものです。
のびのび育つと、草丈が1メートルほどの高さです。
CDで、倍賞千恵子のカバー曲・「あざみの歌」をかけました。
オリジナルは、朝ドラ・エールに佐藤久志(山崎育三郎)モデル出演の伊藤久男が歌いました。
終戦後のラジオ歌謡で、大人も子どもも夢中で聞いて歌ったものです。
今でも、年配者は懐かしがリ、歌いますよ。
放送のお相手・高校卒したばかりの若者のために、標本も摘んで持参しました。
やはり、馴染みではなかったようです。
ついでに畑に寄って、「おろ抜き大根」を6本ほど…、秋野菜の生長の速さには驚きます。
夜、わずかに霧雨が頬をぬらしました。
今夜「八月八日」(上弦)」のお月さまも隠れてしまいました。
明日は、南岸低気圧による雨が降る…、予報です。
野菜のためには、少しは降ってほしいです。